IPOにNISA口座で参加し大きな利益を狙う:NISAを有効に活用
当たればローリスク・ハイリターンの運用方法
NISA口座の非課税枠を有効活用出来る1つの方法として、人気のある「IPO」の抽選に参加し大きな利益を狙う方法があります。

「IPO」とは「新規公開株」のことで、新規に東証やマザーズなどの市場に上場することを指します。上場前に抽選にて「公開価格」にて取得(購入)することが出来ます。

話題のIPOって何?初心者の株式投資道場
IPOは「公開価格」にて取得し、「初値(上場後につく株価)」で売却をする事により大きな利益を得られる可能性があります。
管理人の奥様は「SBI証券」でNISA口座を開設しています。
人気IPO「RPAホールディングス」に当選しNISA口座で購入しました。(IPOの当選実績)

初値売りによる利益額は107万1千円。
本来かかる税金分 217,573円が非課税(0円)となりました。
2017年のIPOの結果
2017年のIPOの結果です。
IPO上場数 | 初値 >公開価格 | 騰落率 | 全て当選し、初値で 売却した場合の利益 |
---|---|---|---|
90社 | 82社(91%) | 109.21%(2.09倍) | 19,195,500円 |
2017年もIPOが好調で、かなり良い結果となりました。
初値売りで100万円超えの売却益を得られるIPO銘柄が2銘柄も登場しました。
2017年 IPO 各種データby 庶民のIPO
2018年の最新実績は姉妹サイト「IPO 上場実績 一覧(2018年)」でご確認できます。
IPOを初値で売却した場合の利益 TOP5過去二年間
IPOが抽選で当選し(公募価格)、「初値にて売却した際の利益額」と「NISA口座購入時における非課税額」です。
(参考)初値とは?by 庶民のIPO
2018年 IPO株 初値売りによる利益額TOP3と非課税額
2018.4.6時点
銘柄 | 初値売りによる利益 | NISA口座に よる非課税金額 |
---|---|---|
アジャイルメディア・ネットワーク | 124万7千円 | 253,328円 |
RPA HD | 107万1千円 | 217,573円 |
ビープラッツ | 78万円 | 158,457円 |
ジェイテックコーポレーション | 74万5千円 | 151,346円 |
Mマート | 41万4千円 |
84,104円 |
2017年 IPO株 初値売りによる利益額TOP3と非課税額
銘柄 | 初値売りによる利益 | NISA口座に よる非課税金額 |
---|---|---|
トレードワークス | 114万円 | 231,591円 |
ヴィスコ・テクノロジーズ | 108万円 | 204,775円 |
ユーザーローカル | 95万6千円 | 194,211円 |
サインポスト | 63万3千円 | 128,593円 |
ビーブレイクシステムズ | 60万3千円 | 122,499円 |
いかがでしょうか?
人気のあるIPOは、得られる利益が かなり大きくなります。
利益が大きくなる程、NISA口座による非課税枠の恩恵も大きくなるNISAとの相性もバッチリです。
IPOの抽選に参加し、当選した場合、初値で売却するだけで上記の利益が得られるんです。
さらに、NISA口座であれば、その利益に税金は発生しません (  ̄∇ ̄)
NISA口座は譲渡益が非課税に
上記で紹介しましたが、管理人の奥様が「SBI証券」で人気IPO「RPAホールディングス」に当選しNISA口座で購入しました。
初値で売って107万1千円の利益を確定しました。
本来かかる税金分は217,573円ですが、非課税枠適用となり税金が発生しません(0円)です。
NISA口座 | NISA口座で得られた譲渡益は非課税に。 つまり、107万1千円の譲渡益にかかる税金は0円。 |
---|---|
課税口座 (特定口座 / 一般口座) |
譲渡益にかかる課税は20%。(更に復興所得税が0.315%加算) 107万1千円 × 20.315% = 217,573円が税金に。 |
NISA口座で人気IPOが当選・購入出来ると、非課税枠の恩恵がとても大きくなります。
NISA口座でIPOの抽選に参加出来る証券会社
管理人が各証券会社に問い合わせた時点で、NISA口座にてIPOの銘柄に抽選参加・購入出来るのは大手ネット証券の中では下記の証券会社でした。※2018.3.30 時点
証券会社 | 引受幹事数(委託含む) | ||||
---|---|---|---|---|---|
2017年 | 2016年 | 2015年 | 2006年 | ||
SMBC日興証券 ダイレクト 【 完全公平抽選 】 |
71社 | 64社 | 72社 | 101社 | |
マネックス証券 【 完全公平抽選 】 |
49社 | 43社 | 50社 | 102社 | |
SBI証券 【 口数比例抽選 】 |
83社 | 75社 | 78社 | 116社 | |
カブドットコム証券 【 完全公平抽選 】 |
27社 | 19社 | 18社 | 6社 |
「完全公平抽選」は一人につき1口の抽選権が与えられます。
つまり、資金量に関係なく平等に当選する機会があります。
(管理人は「マネックス証券」で15度、「SMBC日興証券」で16度、「SBI証券」で10度 当選しています)
「口数比例抽選」は応募口数により応募口数に応じた抽選権が与えられます。
つまり、資金量が多いほど申込み口数が多くなり当選しやすくなります。
(宝くじを買う枚数が多いイメージ)
IPOが当選しやすい証券会社初心者の株式投資道場
デメリットは?
デメリットは もちろん あります。
「IPOに当選する事」と「初値が公開価格を上回る事」。
この2つが合わさって初めて節税効果が生まれます。
IPOの抽選は「宝くじ」や「懸賞」のようなもので、簡単には当たりません。
それもそのはず。上記のように利益が出る可能性が大きいので みな応募しますので。
ただし、人気があるIPO銘柄は、初値が公開価格を下回ることは ほとんどなく、ローリスク・ハイリターンが期待出来ますので、チャレンジしてみる意味は大いにあります。
参考までに、姉妹サイトにて、IPOの上場スケジュールと、人気化しやすいIPOの特徴を確認してみて下さい。
IPO初値の騰落率とネット証券の割当実績初心者の株式投資道場
人気が出やすいIPOとは?初心者の株式投資道場
管理人自身は「マネックス証券」にてNISA口座を開設していますが、NISAメインの活用を検討している身内は「SBI証券」にてNISA口座を開設しています。
当たればラッキーくらいの気持ちでIPOだけ狙って二人とも抽選に参加しています。
⇒ 後日 人気IPOに当選しました!
大当たりすれば大きな節税効果に、当たらなかったら非課税枠のムダになります (  ̄∇ ̄)
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