非課税枠とは?

NISA」の制度において、説明がやっかいなのが「非課税枠」の説明です。
こちらでは、図を用いてなるべく分かりやすく説明していきたいと思います。

非課税枠を「イメージ」として言葉で表すと下記になります。

  • NISA口座は1つの非課税枠が1年ごとにもらえます。(2023年まで)
  • その1つの枠には上限まで対象の金融商品を購入出来ます。
    (2014年~2015年は上限100万円、2016年~2023年は上限120万円)
  • その1つの枠の有効期限は5年間です。
  • 非課税枠は繰り越し出来ません。(利用しなかった分は消滅します)

1つの非課税枠で120万円までの投資が可能

1つの 非課税枠の上限は120万円です。

1つの非課税枠で120万円までの投資が可能

2016年よりNISA口座の非課税枠の上限は年間120万円になりました。
2014年と2015年は上限100万円。

分散して購入するのも可能

非課税枠は 合計120万円以内ならどんな買い方をしてもOKです。

一回で120万円分を購入しても良いですし、一回目に80万円分、二回目に10万円分、三回目に30万円分と複数の銘柄を分割して購入してもOKです。

分散して購入するのも可能

また、国内株式を60万円分、外国株式を40万円分、投資信託を20万円分というように、金融商品を織り交ぜて購入することも可能です。

金融商品を変えて購入するのも可能

120万円を超えるものは購入できない

NISA口座では 120万円を超えるものは購入できません

NISA口座では120万円を超えるものは購入できない

分割購入でも同様です。
一回目に100万円分を購入した場合、二回目以降に20万円を超えるものは購入出来ません。

分割でも120万円を超えると購入できない

利用した非課税枠は再利用不可

利用した非課税枠は 再利用ができません。(使い切りのイメージ)

たとえば、120万円の銘柄を1つ購入し売却すればその非課税枠は終了となります。

利用した非課税枠は再利用不可

上記の場合、80万円分の株を売却して空いた箇所に追加で80万円分の枠の再利用(再購入)は出来ません。

毎年120万円の非課税枠が追加される

毎年120万円の非課税枠が追加されます。

毎年120万円の非課税枠が追加される

2014年から2023年までの10年間 非課税枠が毎年追加されます。

非課税枠の期間は5年間。その後は売却するか、他の非課税枠へ移行する

1つの非課税枠の期間は最長5年間です。(5年目の年末まで)
5年経った後は、下記のいずれかを選択する必要があります。

  1. 売却する
  2. 課税口座(特定口座/一般口座)へ移す
  3. 他の新たな非課税枠へ移行する(ロールオーバー)
非課税枠の期間は5年間。その後は売却するか、他の非課税枠へ移行する

ただし、他の新たな非課税枠へ移行する場合は、120万円までしか移行は出来ません。
120万円を超える部分については、売却をするか課税口座へ移す必要があります。

また、いずれの場合も移管時の時価が取得価格となります。

「2023年の非課税枠」は5年間利用出来ますので、2027年まで利用することが可能です。
NISAの制度は2014年~2023年までの期間限定の制度です。

2023年の非課税枠は2027年まで利用可能

5年経った後は、「売却する」か「課税口座」へ移す必要があります。
※新しい非課税枠がありませんので、ロールオーバーは利用出来ません。

ロールオーバーが選択できるのは同一の金融機関を利用している場合のみです。
NISA口座を他の金融機関に変更した場合、ロールオーバーは選択できず、非課税期間は5年で終了となります。

利用しなかった非課税枠は繰り越しできない

利用しなかった非課税枠は翌年以降に繰り越せません

利用しなかった非課税枠は消滅します。
(下記の例だと、利用しなかった40万円分の非課税枠の空き枠を翌年以降に利用出来ません)

利用しなかった非課税枠は移行できない

いかがでしたでしょうか?

非課税枠の仕組みは ややこしかったと思いますが、なんとなく概要だけでも抑えておいてください。

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